1.生前建墓(寿陵)
生前建墓(寿陵)とは、ご自身がお元気なうちにお墓を用意することで、長生きが出来、延いてはその家に果報を招き寄せる”縁起の良い物”とされています。古くは聖徳太子が寿陵を行い、以来この風習は現在でも全国各地で引き継がれております。明るく終活促進協会では、この「寿陵」をご自身の終活の第一歩としていただく事を願っております。
2.寺院墓地
明るく終活促進協会でご紹介する墓地は、すべて、寺院が管理監督する墓地(霊園)にあることを前提にご紹介いたしております。それは日本が歩んできた2000年の歴史の中で、人々は死に対する宿命的な思いの解決法を、宗教に求めてきました、中でも多くの人々が仏教に関わってきたことは言うまでもない事実です。その仏教に大きく寄与してきた寺院は、この永い歴史の中で様々な改革や変革による時代の流れに流されることなく、現存しています。これらのことから日本人の心の拠り所として寺院に眠ることを推奨しております。
3.尊厳
明るく終活促進協会では、終活セミナーを通して様々な皆様のご意見をお聞きしてまいりました。昨今では家族葬が多くなり、職場だけでなく、地域でもお世話になった方にお別れのご挨拶ができないといった事も多くなってきています。明るく終活促進協会は、お亡くなりになった方それぞれに尊厳があり、その方がどのように生きたのか・・を、後世に伝承するべく、「デジタル過去帳」を推奨しております。人は様々な人と出会い、様々な人に影響を与え、影響され人生を送ってきました。その方の生きた証を遺し、ご先祖様や恩人に対する敬う心(日本人の心)を育んでいきたいと願っております。